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第5回審査員(2026)

第5回本選審査員プロフィール

第5回かわさきピアノコンクール本選
【2026年8月27日(木)・28日(金)】開催
(50音順・敬称略)

青柳 いづみこ

ピアニスト・文筆家

安川加壽子、ピエール・バルビゼの両氏に師事。フランス国立マルセイユ音楽院首席卒業。東京藝術大学大学院博士課程修了。学術博士。平成元年度文化庁芸術祭賞受賞。
演奏と文筆を兼ねる稀有な存在として注目を集め、著作は 35冊、CD は 26 点を数える。 『翼の生えた指評伝安川加壽子』で吉田秀和賞、『青柳瑞穂の生涯』で日本エッセイストク ラブ賞、『6 本指のゴルトベルク』で講談社エッセイ賞受賞。 「ラ・フォルジ ュルネ音楽祭」「東京・春・音楽祭」、テレビ朝日『題名のない音楽会』、NHKEテレ『クラシックTV』等にも出演。 近刊 に『ヴィンテージ・ピアニストの魅力』『パリの音楽サロン ベルエポックから狂乱の時代まで』。2025年にはエリック・サティ没後100年を記念して書籍『サティとドビュッシー 先駆者はどちらか』(春秋社)、 CD 『逃げ出させる歌』(ALM)を刊行。
日本演奏連盟理事、日本ショパン協会理事。大阪音楽大学名誉教授。2021 年より兵庫県養父市芸術監督。

アレクセイ・シチェフ

コンサートピアニスト国際音楽コンクール連盟アーティスト・ リスト、マリア・カナルス、ダブリン、ヴィオッティ国際コンクール受賞

ドイツ・ワイマール、イタリア・パルマそしてグロタマーレで行われたリスト国際ピアノコンクールにおいて優勝したアレクセイ・シチェフは、世界でただ一人、リスト国際コンクール3冠を達成した。ワイマールのリスト国際コンクールでは、リスト・ソナタ賞、聴衆賞を受賞、ワーグナーソサエティ奨学金を授与された。それに加え、ダブリン、マリア・カナルス、ハエン、ヴィオッティ、ホセ・イトゥルビ、スタインウェイコンクールをはじめとする30以上の国際コンクールで優勝、入賞を果たす。ソリストとして、ウィーン楽友協会、パリ・サル・コルトー、アムステルダム・コンセルトヘボウ、モスクワ音楽院大ホールにてデビューを果たし、ボン・ベートーヴェン音楽祭、ジーナ・バッカウアー国際ピアノ音楽祭、ヴェルディ音楽祭等、南北アメリカ、ヨーロッパ、中東、アジアの音楽祭、オーケストラから招聘されている。チェコラジオ、Naxos アメリカよりCDをリリース。2024年宮本亞門プロデュース「NextArtist」に選出され、日比谷フェスティバル等に出演。
ヨーロッパ、中東等の音楽大学、Classical Dフェスティヴァル(中国)、Yamaha Summer Program 等日本国内マスターコースにも招聘され、近年では国際コンクール、PTNAピアノコンペティション(特級)の審査員を務めるな ど、後進の指導にも積極的に力を入れている。

アレクセイ・シチェフ公式HP
国際音楽コンクール世界連盟アーティストページ

小原 孝

ピアニスト・作詞・作曲・編曲家

神奈川県川崎市生まれ。
ピアニスト・作詞・作曲・編曲家。
クラシックギタリストの父の影響で 6 歳の頃よりピアノを始める。国立音楽大学大学院を首席で修了、クロイツァー賞受賞。
1990 年の CD デビュー以来、全国各地でコンサートを開催その数は 2000回を超え、数多くのテレビ・ラジオ番組に出演。2006 年奏楽堂日本歌曲コンクールでは 3 度目の優秀共演者賞と作曲部門「中田喜直賞」を W 受賞。2015 年川崎市文化賞受賞。2020 年 CDデビュー30 周年を迎え、youtube「小原孝 piano チャンネル」開設。2025年、通算 54 枚目のソロアルバム「小原孝BEST OF BEST~」デビュー35周年記念盤発表。東日本大震災や熊本地震などのチャリティ活動も積極的に行っている。
現在、NHK-FM「 弾き語りフォーユー」パーソナリティ、尚美学園大学客員教授、 川崎市市民文化大使、みなと気仙沼大使。

小原孝のピアノサロン
弾き語りフォーユー – NHKFM
小原孝音楽事務所 | Facebook
小原孝youtubeチャネル 「小原孝pianoチャンネル」

門倉 美香

洗足学園音楽大学大学院教授

洗足学園音楽大学卒業、卒業演奏会出演。同大学専攻科修了。
在学中より演奏活動を開始するとともに、音楽大学卒業生のための新人演奏会の1つである神奈川県立音楽堂推薦演奏会での最優秀賞受賞をきっかけに、オーディション及びコンクールに多数入賞。ソロや室内楽、ニューシティーフィルをはじめとする数多くのオーケストラや吹奏楽とのピアノコンチェルト協演といった公演活動と共に、CD、テレビ番組の音源収録等のレコーディング活動にも取り組む。
演奏活動以外にも、教育者として、演奏家としてのこれまでの経験にもとづいた実践的な学びを修得するための授業・レッスンを実施するだけでなく、学生自らがそれらの授業を通じた学修成果の認識や授業やレッスンだけでは得ることの難しい音楽の多様な視点からの学びを得られる機会を提供するためのコーディネーターとして、J-POPアーティストの全国ツァー、NHK、フジテレビ、日本テレビ、テレビ朝日の音楽番組、米国アーティスト来日公演、テレビCM撮影等メディアへの出演者コーディネート。また、地域文化事業への貢献として、NHK横浜放送局主催「アトリウムコンサート」演奏家コーディネーターとして活動。2019年より清里音楽堂におけるコンサートでピアノコンチェルトのソリストとして出演。2014年よりピアラピアノ国際コンクール審査員。日本ピアノ教育連盟会員。国際ヒナステラ協会名誉会員。
現在、洗足学園音楽大学 大学院教授

川染 雅嗣

昭和音楽大学客員教授

北海道北見市生まれ。
78年東京藝術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻卒業。在学中第24回文化放送音楽賞ピアノ部門において「音楽賞」、80年第10回ショパン国際ピアノコンクールでディプロマを受賞。同年ポーランド国立ワルシャワ・ショパン音楽院修了。帰国後は各地で演奏活動を行う。99年より2010年まで<あじがさわミュージックフェスティバル>の、11年から18年まで<イカール国際室内楽アカデミー>のプロデューサーとして、室内楽の普及に努めた。その功績により06年、鰺ヶ沢町文化章を授与される。
著書として「明解ピアノ上達法」(ショパン刊)がある。また、10年3月にCD「遠い思い出のかなたに」をリリースしている。研究分野はショパン及び帝政末期ロシアの音楽で、09年日本アレンスキー協会(本部・札幌市)を設立した。
現在、昭和音楽大学客員教授、日本アレンスキー協会会長、全日本ピアノ指導者協会正会員、北海道ポーランド文化協会会員、大和市文化芸術振興審議会会長。

島田 彩乃

ピアニスト、桐朋学園大学、洗足学園音楽大学講師

桐朋女子高等学校音楽科を首席卒業。パリ国立高等音楽院、エコール・ノルマル音楽院修了、さらに文化庁海外留学制度研修員としてライプツィヒ音楽大学にて研鑽を積む。
ジャン・フランセ国際コンクール第1位、シドニー国際ピアノコンクール第4位をはじめ、国内外数々のコンクールにて優勝、入賞。
在学中よりヨーロッパ各国および中国、南アフリカ等にて演奏、2011年活動の拠点を日本に移してからも欧州でのフェスティバルに招かれリサイタルやマスタークラスを行っている。
これまで東京フィルハーモニー交響楽団、九州交響楽団、ヨハネスブルグ交響楽団等オーケストラと共演。アマチュア有志による “アンサンブル・カンターレ” とは、2012年により毎年継続して協奏曲共演を行っている。
また、ウィーンフィルやバイエルン放送響首席奏者をはじめ、国内外アーティストとの室内楽共演も多く、公演の様子がNHK BS「クラシック倶楽部」、NHK FM「ベスト・オブ・クラシック」にてたびたび放送される。ピアニスト5人のユニット “パリ5人組” 、ピアノ五重奏団 “メルセデス・アンサンブル” メンバー。
CDはこれまで『ドビュッシー/デュティユー/ラヴェル』(2006)、『ブラームス:ピアノ作品集』(2019・レコード芸術特選盤)をリリース。
福岡幸子、須田眞美子、ジャン=フランソワ・エッセール、マリー=ジョゼフ・ジュード、アキレス・デル=ヴィーニュ、ゲラルト・ファウツの各氏に師事。
演奏活動と並行して、コンクール審査など後進の指導にも力を注いでいる。現在、桐朋学園大学および桐朋女子高等学校音楽科、洗足学園音楽大学各非常勤講師。

進藤 桃子

国立音楽大学附属中学高等学校ピアノ科講師

東京藝術大学附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学卒業。
在学中、芸大オーケストラと共演。
同大学院修士課程修了。
東京工業大学にてベヒシュタイン修復記念演奏会に出演。
ベルギー・ブリュッセル王立音楽院プルミエ・プリ(ピアノ科・室内学科)を最優秀賞と併せて取得。
アントワープ市ライオンズ・クラブ主催コンクール第 1 位。
同市にて王立フランドル・フィルと共演。
第 1 回室内楽コンクール入選。
東京にてソロ・リサイタルの開催、室内楽コンサートを自主企画する等活動。
ピアノを馬場那岐子、高良芳枝、安川加寿子、ニコル・アンリオ・シュバイツァー、
室内楽を馬場省一、室内楽とソルフェージュをアンリエット・ピュイグ・ロジェの各氏に師事。
現在国立音楽大学附属中学高等学校ピアノ科講師。

ミハイル・カンディンスキー

ピアニスト

モスクワ生まれ。グネーシンを経てモスクワ音楽院を首席卒業、英国王立音楽院大学院修了、ウィンゲート賞受賞。グネーシン大学院にて研鑽を積み、モスクワ・フィルハーモニー協会アーティストとなるが、2001年来日、以降神奈川県川崎市に在住。ウィーン・フィルやN響メンバーとの共演ほか近年はショパン・コンサート(ワルシャワ)、カンディンスキー展コンサート(カリニングラード)、グリンシュタイン初演リサイタル(東京文化会館)、メトネル音楽祭(モスクワ)等に出演し国際的に好評を博す。
『ベートヴェン&シューマン』『ショパン&リスト』ほか多数のCDをリリース、YouTubeには100曲以上の音源をアップ中。「高潔にして精神的、輝くばかりの妙技」(A.ネフスキー)、「霊感に富んだ多層的表現が見事」(レコード芸術)等の高評を得ている。
現在洗足学園音楽大学・大学院講師、東京ピアノコンクール、日本奏楽コンクール、愛媛国際コンクール、ショパン国際コンクールin Asiaほか多数の審査員。
大画家W.カンディンスキーのロシア家系子孫にあたり、祖父(モスクワ音楽院ロシア音楽史名誉教授、ボリショイ劇場評論家)から間近に影響を受けて育ち、これまでラフマニノフ全曲を含み150曲以上のロシア音楽をレパートリーに持つ。チャイコフスキー、ムソルグスキーのオーケストラ曲からソロピアノ編曲も手掛け演奏。グリンカを筆頭とするロシア人作曲家20人の主要作品をほとんど演奏し日本に伝えている。日本とロシアを拠点に活動している。

Mikhail Kandinskyホームページ

第5回予選審査員プロフィール

第5回かわさきピアノコンクール・予選審査員プロフィールは確定次第ご案内いたします。